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近隣アジア諸国の観光客との交流で期待すること

2017年08月22日 井熊均


 夏休みの休暇で北海道に行きました。素晴らしい自然と海の幸、山の幸をふんだんに使った食事、そして、どこに行っても歓待された気分になるおもてなし、などで短い旅行を堪能しました。

 北海道のような有名な観光地には数多くの外国人観光客が来訪されています。場所によっては、明らかに日本人より数が多い、と思うこともあります。経済の低迷や人口減少で苦しむ日本の地方にとって海外からの観光客が増えるのは本当にありがたいことです。また、海外の人達が日本の自然、文化、資産、等を評価して頂けるのは嬉しいことです。

 観光客の増加は、経済面はもちろんのこと、地域の活性化にも大きな効果があります。観光客に、また来たいと思ってもらおうとすると、地域の魅力を再確認し、特産物に力を入れ、それらを軸としたて地域づくりが進むからです。雇用の場も生まれます。観光客で賑わう地域では、老若男女の方々が生き生きと働かれている姿を目にすることができます。政府は海外からの観光客を倍増する計画を示していますが、日本中の地域のために、是非とも成功させてもらいたいと思います。

 一方、海外からの観光客数の維持あるいは拡大を考えた時、日本には難しい問題があります。海外からの観光客の多くは近隣のアジア諸国からの観光客であり、その中のいくつかの国とは歴史的な問題を抱えているからです。夏はそうした問題への認識が高まる時期でもあります。歴史に端を発しているだけに、問題の払拭は容易なことではありません。一朝一夕で解決することは難しいですが、交流が拡大する中で、お互いに理解し合おうとする姿勢が深まっていけばと思います。


※メッセージは執筆者の個人的見解であり、日本総研の公式見解を示すものではありません。
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